Construction
Management
CM

学生時代はコンクリート研究者
知識も仕事で役立つ

Takada

西日本CM部 倉敷CM室
2013年入社 環境学研究科 資源循環学専攻 修了

コミュニケーションに自信があったわけではなく、最初は手探り状態

ーー学生時代に学んでいたことを教えてください。

土木工学科の中にある環境学研究科に所属し、主にコンクリートの勉強をしていました。具体的には、コンクリートに添加する凝結遅延材の研究をやっていました。コンクリートの品質管理の基本的な知識は現在の仕事に活かせているので、学生時代の学びが今の仕事に役立っていると感じています。

ーーCMの仕事内容について教えてください。

CM部の仕事は、周辺の部署の担当者や設計担当者と折衝する仕事なので、コミュニケーション能力が求められる仕事だと思います。とはいえ、自分もコミュニケーション能力に自信があったわけではなく、入社時は手探り状態でした。例えば製鉄所の操業関係の話をするときに、よく分かっている方たちと、全く分からない自分とで話をするときに、ベースとなる知識量の差で苦戦しました。いろいろ調べたり、聞いたりしてしても自分の中で消化できず、なかなか上手く調整がいかないところも最初の頃はよくありました。そこが苦労したところかと思います。

ーー最初はどうやって仕事を覚えていったのですか?

自分の場合は、最初の2~3年は指導先輩がついて、指導していただきました。それから段々と一人でやっていくような形になっていきましたね。当然、分からないところは相談しながらですけど、やりながら学んでいくことも多かったです。

高炉改修という大きな工事を経験
本気でぶつかるから生まれる信頼関係

ーー仕事でやりがいや達成感を感じたことを教えてください。

去年、高炉改修という大きな工事やらせていただいたのですけど、高炉改修班の方々を中心として、機械、制御、築炉、操業、土木、建築とプロジェクトメンバーで協力しながら仕事をしました。お互いちょっと意見がぶつかる工事もありながら、顔をつきあわせて頭を捻りながら、なんとか去年火入れに迎えることができました。大変だったんですけれど、やりがいは十分にありました。

ーー今後の仕事で自分がこうなって行きたいなとか、勉強して行きたいことってありますか?

資格の話で言うと目指すところの一つとして「技術士」という資格があるので、今後取得できるようにと思っているところです。
あと元々コンクリートの研究をしていたので、いくつかはコンクリート関係の資格は取得しているのですが、さらに勉強してコンクリートの知識の幅広げていきたいと思っています。

CMの福利厚生や職場環境について

ーー後輩にお勧めできるJFE設計のポイントとかありますか?

フレックス勤務制度があるのが便利です。自分や家族の病気の時などに時間を調整できるので助かっています。あと仕事の調整次第では、比較的に休みも取りやすいと思います。
職場環境については、倉敷は若手も多くバランスがとれていてコミュニケーションがとりやすいです。ちょっと悩みがあれば、お互い相談できますし、職場の環境としては非常に良いのではないかと思っています。

ーー仕事の休みや残業について教えてください

基本的に平日のみの仕事です。残業については、去年おこなった高炉改修プロジェクトのピークの時は、どうしても遅く残らざるを得ないような状況がありましたが、そういう時を除けば、そこまで残ってやる状況ではないと思います。特に最近は、会議がリモートになり、移動時間や拘束時間が少なくなったので、改善されていると思います。

ーー会社の福利厚生で他には何を活用していますか?

CADを仕事で使うことができなかったので、キャリア育成プログラムを活用してCAD講習を受講しました。講習で基本的な操作を習得できたおかげで、仕事でCADを用いた資料が作れるようになり非常に役立っていいます。そういう支援があるので、助かっているなと思います。